町田リス園
今日も冬らしくない暖かい陽気です。
家族で、動物園へ行くことにしました。
車で、30分ほどの多摩動物公園へ向かいました。
でも、家を出るのが遅くなったせいで、多摩動物公園の駐車場は、どこも満車。
さあ、どうしよう。
恒太には、動物園に行く、と言ってあるから、楽しみにしているようだし・・・。
そのとき、町田のほうに、リス園があることを思い出しました。
場所は、まったくわかりません。
真紀さんは、携帯で探し始め、私は、試しにカーナビに
「リス園!」
と言ってみました。すると、
「町田リス園ヘノ案内ヲ開始シマス」
知らない場所へ、たどり着くことができました。
リス園の前の鎌倉街道を隔てた向かいに、薬師池公園があります。
ここで、お昼を食べることにしました。
梅林の前のベンチで、お昼をいただきます。
暖かい、春のような陽光が、降り注ぎます。
恒太は、大きな口を開けて、ハンバーガーを、ほおばります。
瑞雪は、お腹いっぱいなのか、パンをいらない、と返してきました。
薬師池公園の梅は、まだ一部咲きといった感じですが、木によっては、赤や白の花を、きれいに咲かせていました。
昼食が終わったので、リス園に向かいました。
町田リス園は、入場料が大人400円、子供200円。
恒太も3才になったので、200円を払います。
リスのエサを一袋100円で買えるのですが、このとき、係員のかたが申し訳なさそうに、
「午前中に、たくさんエサを食べたので、あまりリスが寄ってこないかもしれません。」
リスは、お腹いっぱい、なのです。
次回は、ぜひ午前中に来たいと思います。
でも、せっかく来たのだから、エサを購入し、手袋もお借りします。
あちこちに、リスはいるのですが、なかなか寄ってきません。
そのうちの一匹が、丸太の間から顔を出しました。
「恒太、こっちこっち!」
恒太の手袋の上に、ヒマワリの種を置いてあげ、リスの顔の前に手を差し出すように促すと、恒太は、おそるおそる手をリスに近づけました。
「食べた〜!」
恒太は、こつが分かると、何回もエサをあげます。
さらに、もう一袋、エサを追加し、恒太はリスと遊んでいました。
家へ帰ってからも、手袋を持ち出してきて、
「こうちゃん、エサあげるから、おとうさん、リスやって!」
リスごっこが続きました。
剛