皿うどん
長崎に帰省する予定が、恒太が体調を崩して、大事を取って中止になってしまいました。
長く帰る予定だったので、長崎の家に着替えやらオムツやらおもちゃやらたくさん送っていたのですが、
そのまま送り返してもらうことになってしまいました。
その荷物の中に、皿うどんの麺が入っていました。
今日はそれを食べることにします。
この麺は長崎に新地(中華街)の製麺屋さんで、お母さんが買ってきてくれたものです。
この麺は生めんで自分のうちで揚げるのです。
私は東京生まれですから知りませんでした。
揚げてある物はスーパーなどに売っていますが、量り売りしてくれるなんて思ってもいませんでした。
皿うどんは人が集まるときに作る料理だそうです。
新地(中華街)の高級中華料理店にも必ずあるメニューです。
私はラーメン屋さんのようなところで食べるものだと思っていたので、高級中華料理店にメニューが載っていた
ときには驚きました。
それと、自宅で食べるときには、大皿に山盛りにして、みんなで取り分けて食べるのです。
お母さんが大皿に山盛りにした皿うどんを初めてご馳走してくれたときは本当にびっくりしました。
我が家でもこれを買わなくちゃと有田の陶器市で買った大皿がこれです。
私の手と比べてみてください。
重いです。
中華なべで、丸く広げた麺を揚げて、まずはお皿へ。
これを揚げるときばらばらにしないように、あがったとき箸で持ち上げられる感じに揚げます。
後は焦げないように注意します。
今日のは今まで出一番上手に揚がりました。
上にかける「あん」はかまぼこ、豚肉、えび、ちくわ、キャベツ、もやし、たまねぎ、にんじん、青菜、たけのこなどなどです。
野菜もたっぷりです。
本当ははしゃきしゃきしたかんじが残っているほうが良いのでしょうが、恒太も瑞雪もちょっとそれは苦手なので、我が家ではしんなりさせています。
あんも中華なべにいっぱい作って出来上がったら、豪快に麺の上からどどーっとかけます。
瑞雪と比べるとお皿の大きさがさらによくわかるでしょう?
隣には皿うどんにかけるイカリソースとかんぼこ(さつま揚げのこと)とかけしょうゆ。
お母さんにいつも送ってもらいます。
イカリソースはもう手に入らないのですが・・・。
恒太はかんぼこをぱくぱく。麺をぽりぽり。
ぽりぽりしているのもおいしいですが、しんなりしているところもおいしい!
そして私は翌日残ったのを食べるのも好きです。
でもやっぱり熱々が一番ですが。
我が家に人が集まるときにはこの皿うどんが結構登場します。
みんなやっぱり大皿にどーんと出てくる、そのスタイルにびっくりしています。
真紀