なかよし
恒太は、瑞雪が大好きです。
恒太は、一人で遊んでいると思ったら、突然、とことこと瑞雪のベッドまで走っていき、瑞雪の顔を覗き込んで観察しています。
また、私や真紀さんが瑞雪を抱いていると、恒太も「だっこ」と言います。
やきもちを焼いて、自分もだっこしてもらいたいのかと思ったら、瑞雪をだっこしたいとのこと。
そこで、恒太を座らせて、瑞雪を恒太の足の上に置いてあげると、
「かあいい〜」
私や真紀さんが、恒太に「みいちゃんは、かわいいねえ」と言ったのを憶えたのでしょう。
優しい声で、かわいいと言ってます。
でも、しばらくすると瑞雪が重いようで、
「おもい!」
と、瑞雪を退かすように、催促します。
恒太は、普段は、瑞雪とも仲がいいし、やきもちを焼いたりもしませんが、自分が転んだりして、泣いているときは別です。
真紀さんが瑞雪を抱いていると、
「みいちゃん、ねんね!」
と、瑞雪のベッドを指差し、瑞雪を寝かせて、自分をだっこするように要求します。
かわいいですね。
お兄ちゃんといっても、まだまだ2才になったばかりの子供です。
思いっきり、甘えさせたいと思います。
剛