塩山桃源郷
今日は、昨日まで降っていた雨も上がり、青空です。
みんなで、出かけたくて、うずうずしていました。
恒太のインフルエンザも、瑞雪のロタウイルスも、やっと治りました。
みんなで、満開の桃の花を見に行くことにしました。
一宮の桃の花は、終わりかけなので、塩山桃源郷にしました。
車は、慈雲寺に停めます。
このお寺は、糸桜で有名です。
もう散ってしまいましたが、枝振りからすると、さぞ、きれいだったことでしょう。
この辺りは、一葉の里ウォーキングコースに設定されています。
道標に沿って進みます。
やはり、甘えん坊の恒太は歩きません。
恒太をベビーカーに乗せ、瑞雪を背負子に乗せて、歩きます。
肩から掛け腰に固定したカメラバックと、三脚に取り付けた一眼レフカメラ、そして背中の瑞雪。
これだけ身に付けて歩くのは、ちょっと重いですが、次々現れるきれいな景色が重さを忘れさせてくれます。
瑞雪が真紀さんに抱っこされているのを見て、恒太も
「ふたり抱っこ!」
真紀さんも、たいへんです。
一面に広がる桃の花と、塩山の町を見下ろす公園で、お弁当です。
お弁当は、230円の「のり弁」。
安いお弁当ですが、美しい風景が調味料です。
お昼を食べたのは、向久保日向薬師。
足元の桃畑から、遠くの残雪の南アルプスまで、見渡すことができます。
お昼過ぎですから、南アルプスは、逆光で、くすんで見えます。
今度は、青空の日の朝早くに訪れ、白く輝く南アルプスを見たいと思います。
桃の花のめしべに、花粉を付けていました。
こうすることで、夏においしい桃を食べることができます。
瑞雪が、背中の背負子の中で眠ってしまいました。
風が強かったですが、春の陽気を家族みんなで、感じることができた一日でした。
剛