初冠雪と青空の乗鞍高原
朝5:30起床。
快晴です。
乗鞍岳の雪が青白く浮かんでいます。
宿を抜け出し、まいめ池へ向かいます。
出遅れたらしく、いい場所には、三脚がたくさん並んでいます。
何とか、入らせてもらい、朝日が乗鞍山の雪を照らす姿に、間に合いました。
風のない、湖面に薄赤く照らし出された乗鞍山が、くっきりと映っています。
山の色は、刻一刻と色を変え、数十分後には、白い雪が輝いていました。
続いて、どじょう池のほうへ、場所を移します。
陽が当たらない所には、霜が残っています。
紅葉した葉に、白い霜が、美しく付いていました。
宿の朝食の時間です。
高原には、まだ日が射していません。
朝食後に、みんなで再び訪れることにしました。
再び、まいめ池。
陽が当たっても、霜柱が、まだ残っていました。
恒太は、
「雪があった!」
と、ニコニコです。
まいめ池の周りは、白樺の黄色に、モミジの赤が美しく色付いていました。
そして、牧場へ行き、
「青空と初冠雪の乗鞍岳と赤い大モミジ」
「青空と初冠雪の乗鞍岳と黄葉した白樺」
といった、イメージしていた通りの風景を見ることが、できました。
あまりの美しさに、フイルムカメラでの撮影に夢中になって、デジカメでの撮影を忘れていました。
これらの写真は、近い将来、ギャラリーで、ご覧いただけるときが来ると思います。
予定外に、宿泊した乗鞍高原でしたが、宿泊して見る価値のあった、乗鞍高原でした。
剛